週刊少年マガジン15号の感想(前半)
日経平均 16,860.39(↑183.50)
TOPIX 1,694.18(↑19.24)
「エリアの騎士」
夜の練習をやっているときに、突如ボールが消えたのを見て驚く駆とセブン。「ボ・・・・ボールが消えた・・。何やったの? 今。フェイントを仕掛ける動作をして、またボールを見たでしょ? それを追って私も・・・・そしたらボールがどこにも・・・・」とセブンが聞くと、駆もまだ分からないというような顔で「い・・いや、でも今のはマグレで・・・・実はオレもボールを見失って、でもその瞬間・・・・」と言うだけです。そのとき、セブンがハッと気が付いたようです。駆が「どうしたの。セブン」と聞くと「駆、自分が何をやってのけたか、わかってる?」とセブンが逆に聞き返します。駆が「え?」と言うと、セブンが「今、駆が見せた「消えるフェイント」はね-かつてある天才プレーヤーが得意とした幻のフェイントなのよ」と真剣な目で言います。それを受けて、駆も目を真ん丸くして「ま・・幻のフェイント?」。セブンが「今の感覚、まだ残ってる?」と聞くと、駆が「う・・うん、なんとなく」と答えます。そして、セブンが「それが消えてしまわないうちに、繰り返し練習しましょう!」と言い、駆も「わ・・わかった。やってみる」と同意します。
「・・・・単なるマグレだったら、あんなに綺麗に決まるはずない。あれは、そんな簡単なテクニックじゃないわ」とセブンがまだ信じられないといった顔で考え込んでしまいます。そして、再び、練習が始まります。「えーっと・・・・たしか、こんなカンジで。わっ! ダメだ。やっぱマグレだよ」と駆が諦め気味に言うと、セブンが「もっとボールに神経を集中して!」と言います。駆が「えーっと、集中するとどうしてもボールを見ちゃうし、どうすりゃいいんだよーっ」とお手上げのように言うと、セブンは諦めずに「目で見るだけが集中じゃないはずよ。さっきの「感覚」を思い出して!」と駆を促すように言います。そして、自分の頭の中で「駆は気づいてないかもしれないけど、今のプレーは、駆の卓越したボールへの集中力が生んだ「奇跡」なのかも-。だとしたら、簡単に克服できるとは思えない欠点をこのテクニックがカバーしてくれるかもしれない」と期待をかけます。「神経を集中して・・・・」の駆の表情、マジ真剣になってますね(笑) そして・・・「で・・・・できた!!」。しかし、セブンは何か不安そうな表情で無言のままです。駆が「セブン?」と聞くと、セブンは「あ、ごめん。もっと繰り返して。これから毎日、反復練習よ。実戦で使えるようになるまで」と言います。「うん」と駆が笑顔を見せます。セブンが「・・・・・・・・どっちなの? この「幻のフェイント」を成功させた「集中力」は、駆の才能の目覚め? それとも・・・・」とまだ分からなさそうに考えます。ともかく、これは、駆にとって大きな武器になりそうですね。
さて、いつものピーチサッカーの練習をやっているメンバーたち。織田が「こいっ」と言い、駆が「いきます!!」と意気込みますが、あっさりと織田にボールを取られてしまいます。「ダメだ。まだ、フェイントの瞬間にボールに目がいってる!」と織田が指摘し、駆も「は・・・・はいっ」と答えます。織田もセブンと同じく、駆の欠点に気が付いていたんですね。
一方、高瀬が「ああっ、またまた股ーっ!!」と言うと、ボールを奪った沢村が「高瀬!! これからはポストプレーと空中戦だけじゃ済まないんだ。足元の技術を磨かないと、とてもじゃないが試合に出せねーぞ」と厳しく言います。高瀬は「・・・・・・・・くっそ!」と悔しがって地に手をつけます。高瀬も駆と同じように自分の致命的な欠点を克服しようと必死なのですね。
そして・・・荒木は・・・調子に乗りまくってますね(笑) 海王寺が「荒木、今のは普通に打っていけただろ?」と言うと、荒木は「それじゃ、つまんねーじゃん(ここは芸術的ループってヤツを)」と口答えします。海王寺が「おい、荒木! もうじき公式戦なんだ。遊び気分はー」と怒ると、荒木が「あ? 別に俺は遊んでるワケじゃねえよ。海王寺。試合でループを使いこなすためにも練習でやれる時にやっときてーんだよ」と言い返します。それを見た岩城監督が「まあまあ、2人とも仲良くやりましょう。チームメイトなんだから。ね?」と宥めます。そんな岩城監督を海王寺、織田、沢村が冷やかな目で見ています。
そして、夜。「なにが始まるんだ。兵藤」と織田が聞くと、マコが「ふふっ。岩城ちゃん・・いや監督が来ればわかるよ」と期待を持たせるように言います。織田、沢村、海王寺はきょとんとした顔つきになるだけです。
そこへ、大きな袋を両手に、そしてリュックを背負った岩城監督が現れて「みなさん、お待たせしました。さあ、行きましょう」と元気のいい声で言います。織田たちの目が点に・・・(笑)
・・・また「江ノ島市民競技場」へ不正侵入ですか・・・。以前にもこういう場面があったけど、これは明らかな問題だと思います。「住居侵入罪」という犯罪に当たります。「週刊少年マガジン」という少年誌でこういうシーンを描くのは如何なものかと。これを見て真似して、夜中の正雀工場のフェンスを飛び越えて侵入する「阪急」マニアが出て来たら冗談では済まされません。
話は戻って、岩城監督が「さあ、ここからはシーッですよ。バレたら大変ですからね」と口に指を近付けてみんなに注意を促します。元「江ノ島FC」だったメンバー達が「おーっ!」と喚声を上げますが、海王寺、沢村、織田はあっけにとられた顔に。荒木が「しぃーっ」とわざと大きな声で言って、それにマコが「それがうるせーっての」と突っ込みを入れて、公太や的場たちが笑いますが、例の織田たちは固い表情のまま。岩城監督に対する不信感が読み取れます。そんな3人に気が付いた岩城監督が「あれ? 織田くん、沢村くん、海王寺くん、どうしたんですか?」と聞くと、織田がやっと口を開いて「ついていけません」。岩城監督が「え?」と聞き返すと、織田が「こんなコソ泥みたいなマネをして、捕まりでもしたら大問題じゃないですか」とハッキリと言います。うん、この織田の言っていることは正論ですね。岩城監督がおどおどしたした様子で「い・・いや・・それはその・・」と言い掛けますが、それが終わらないうちに海王寺が「オレたちは帰ります。失礼します」と言ってその場を去ろうとします。岩城監督が慌てて「あ・・・・ちょっ・・・・ちょっと待ってください!! 私の話を聞いてもらえませんか? ねえ!」と引き止めようとしますが、3人は聞こうとする態度も見せません。しょげている岩城監督の後ろで「俺らはどうする?」「うーん」と元「江ノ島SC」のメンバー達が困ったように言い、近藤先生も無言で何かを考え込んでいます。
そして、近藤先生が「織田、沢村、海王寺!」と大声で呼び止めます。そこで、やっと3人が足を止め、近藤先生の方を振り向きます。沢村が「やっぱり、オレたちは岩城監督の元ではやれません」と言い、海王寺も「だいたい、荒木のことだって、あんなに不摂生して、ブクブク太って、司令塔を務めようって人間があんなんじゃ、部全体の士気に関わりますよ。岩城監督は甘すぎです」と言います。3人とも岩城監督に対する不満が爆発した形になってしまいましたね。「江ノ島FC」と「江ノ島SC」が合併したときに、必ず、誰かが岩城監督のやり方に不満を持つメンバーが現れるだろうと予想していましたが、まさかこんなに早く出てこようとは。近藤先生が「まあ待て! 荒木のことは、岩城監督なりの考えがあってのことだ。私もその話は聞いたが、やってみる価値はありそうなことなんだ」と岩城監督を庇護するように言うと、今度は織田が「それだけじゃない。夜の競技場に無断で忍び込んだり-」と不満を漏らしますが、近藤先生は「それも、彼なりの気遣いなんだよ。まあ、私も最初はちょっと驚いたがね」と答えます。沢村が「どうして、そんなに岩城監督をかばうんですか?」と言うと、近藤先生が「そのことで、お前ら3人に見せたいものがあるんだが、後でちょっと出てこれんかね?」と微笑しながら言います。そして「では、後ほど連絡する」と言い残し、背を向けます。3人は黙りこくったまま。
そして、23時30分。私服姿の3人が待っています。織田が眼鏡を掛けているところ、久し振りに見た(笑) 「こんな夜中に呼び出して、何を見せようってんだ。近藤先生は(まだ練習やってるとか)」と海王寺が言い、沢村が「なんにせよ、オレは決めたよ。今のサッカー部にはついていけない。退部して、クラブチームのユースに行く道だってあるんだ!!」と言っています。うーん・・・これは由々しき問題ですね。そこへ、近藤先生が「待たせたな。3人とも」と顔を見せます。そして「あそこだ。気がつかれないようにそっと近づけよ」と3人を連れて行ったのは、何と工事現場。そこにはヘルメットを首に掛け、セメント袋を担いでいる岩城監督の姿が。それを見た織田が「な・・なにをやってるんですか。岩城監督は!?」と驚くように言うと、近藤先生が「私も少し前にたまたま通りかかってね。同じ質問をぶつけたよ。そしたら-」。
岩城監督は近藤先生にこう言ったそうです。「いやー妙なところを見られちゃったなぁ。ハハハ。実はですね。FCの時代から、ずっと夜間の市民グラウンドを照明を使わないことを条件に格安で借り受けていましてね。芝生の上でプレーする感覚を身につけてほしいという気持ちからなんですが、どうにも私の給料だけではまかえなくて。あ・・くれぐれも部員のみんなにはナイショですよ。無断使用してることになってますから」。近藤先生が「な・・なぜ、そこまでして」と聞くと「余計な心配かけたくないんです。負担に思って、肉体労働を手伝うとか言い出したら困ってしまいますから。ハハハ」と岩城監督はそう笑いながら言ったそうです。なるほど・・・。そういう事情があったのですね。・・・って、コミック第4巻の「#27 キックオフ!」では「照明点灯!」などと言ってちゃっかり照明を使っていますけど・・・。矛盾してないか? ま、細かいことを気にしたら負けですか(笑)
近藤先生が「到底、私には真似できんと思ったよ。そして、彼のやり方をとことん信じてみようとも思わされた。どうだ3人とも」と言います。3人は無言のまま。近藤先生が続けて「私のやってきたことから見ると違和感があるのはよくわかる。しかし、現実に今、チームはSCの頃よりもはるかに厳しい体力トレーニングをこなし、技術にも磨きがかかってきた。それを可能にしているのは、岩城監督の情熱と楽しくサッカーをやろうという信念なのだ。信じてみようではないか。彼のやり方を。少なくとも、彼は手を抜いたり、単なる甘い考えでチームを堕落させたりはしない男だ。私は、そう信じているよ」と自分の考えを述べると、3人もやっと「・・・・・・・・はい」と納得したように答えます。
ピーチサッカーの練習をしているメンバー達。織田が足を滑らせて、海の中へ入ってしまいます。起き上がった織田は一瞬、怖い表情でしたが、すぐに笑顔になりました。それは岩城監督を全面的に信頼していることの表れでもあるんですね。そんな織田を荒木が「ぎゃははは。だっせーっ!! まじ、だっせーっ」「海びらきはまだですよー。織田くーん」とからかいます。「しつこいぞ、きさまらー」と織田が荒木やマコを追い掛けると「やーい。織田のおこりんぼ」(笑) そして、海王寺や沢村の顔にも笑顔が戻って来ました。おっ、セブンのビキニ姿、いい! いつの間にセブン以外の女子マネージャーもいたんですね。
そして「集合ーっ!! では部屋に戻ってミーティングです。さて、今日は、来週から始まる公式戦に向けた、江ノ高サッカー部の戦略とベンチ入りメンバーとなる20人を発表します」と岩城監督がにこやかな顔をしながら言います。駆たちメンバー達がごくりと唾を飲み込みます。いよいよ、ベンチ入りメンバーが決まるのですね。誰が選ばれるのか楽しみですね。
まあ、丸く収まって良かったと思いますが、少々こじつけ的な印象も否めませんね・・・。岩城監督は誤解されるようなことをやっているわけですから・・・。うーん・・・複雑だ・・・。
<今日の夕食>
牛焼肉丼・コンソメ煮・ナムル風・焼売
エネルギー571kcal(ご飯含む)、蛋白18.5g
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